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有機JAS認証の種類

有機JAS認証の種類
もくじ

有機JAS認証の種類は、有機農産物、有機畜産物、有機加工品、有機飼料などに分類されます。 

ここでは、オーガニック乳製品を例にとってみましょう。オーガニックの牛乳やヨーグルトの原料であるオーガニック生乳。このオーガニック生乳は、JASにおいて「有機畜産物」に該当します。ちなみに、有機畜産物の対象となるのは、牛、馬、羊、豚、鶏、うずらなど。





次に、オーガニック生乳を提供してくれる牛のえさは、「有機飼料」に該当します。有機飼料には、牧草、とうもろこし(デントコーン)、サイレージ(牧草やとうもろこしを乳酸菌で発酵させたもの)などがあります。





そして、オーガニック生乳を基に作られたオーガニック乳製品(牛乳、ヨーグルトなど)は、「有機加工食品」に該当します。





「有機畜産物」、「有機飼料」、「有機加工食品」はそれぞれ異なる認証であり、酪農家・乳製品メーカーは、それぞれについて認証を取得する必要があります。

出典:

有機食品の検査認証制度(農林水産省)

https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html#kikaku

有機畜産物の生産行程管理者 ハンドブック(農林水産省)

https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/attach/pdf/yuuki-302.pdf