有機酪農のいま
放牧に向けた準備「牛の馴致(じゅんち)」

もくじ
別海町では冬の間、放牧地は雪に覆われ、牧草も枯れてしまうため、牛たちは基本的に牛舎で冬を過ごします。別海ウェルネスファームの牛舎内は天井と床に設置されたカネカ製の断熱材の効果もあり外と比べて暖かく、牛たちは乾草やサイレージなどを食べながら快適に過ごすことができます。
雪解けが始まる頃になると、牧草が生え始めます。牧場では放牧環境に慣れてもらうため、牛舎に隣接するパドック(小さな放牧場)で牛を段階的に放し飼いにします。牛たちは外気温に慣れるとともに、パドックに生えている牧草を食べ始めていきます。
冬の間を牛舎内で過ごし、与えられた餌だけを食べている牛たちが、突然外に出て牧草をたくさん食べると、急な環境の変化でストレスを受ける可能性があります。そのため少しずつ慣らしていくのです。
この「牛の馴致(じゅんち)」を経て、春からの本格的な放牧に備えます。
出典:
放牧の準備(北海道釧路総合振興局)
https://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/ss/nkc/gijyutu/H30/tob/180501.html
https://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/ss/nkc/gijyutu/H30/tob/190401.html
放牧の技術(農林水産省)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/h_sehi_kizyun/attach/pdf/iba02-9.pdf