有機酪農のいま
牛の放牧
もくじ
牛たちは放牧地へ。
牛たちは好きな時間に牛舎から放牧地へと出かけていきます。牛が自由にできる「フリーアクセス牛舎」なので、牛は自分の好きなタイミングで放牧地と牛舎を行き来することが出来ます。
放牧は、寒さの厳しい時期を除く5月~11月ごろに行われます。牧草の生い茂る夏場などは、牛たちは牧草を食べつつ、のんびりと時間を過ごします。一方、春や秋であればそれほど牧草は生えていませんが、牛たちは放牧地を運動場のような感じで運動や散歩を楽しんでいます。
酪農家は、放牧の際にも牛の歩き方などを見て健康状態をチェックします。また、酪農家は、牛がふだんと同じ場所にいるかなど、「いつもと何か変化がないか」などきめ細やかなチェックを怠りません。